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認定を受けると、何が変わるのか

  • 執筆者の写真: ern0306
    ern0306
  • 3月18日
  • 読了時間: 3分


目次

前回は、犯罪事実確認の手続きの流れと、結果に応じた対応について解説しました。今回は、任意認定を受けることで事業者にどのようなメリットがあるのかについて、具体的に説明します。


1. 認定制度とは何か

日本版DBSには、法律上の義務として犯罪事実確認が課される事業者のほかに、義務の対象外であっても要件を満たしている事業者であれば任意に認定を申請できる仕組みが設けられています。

学習塾やスポーツクラブ、音楽教室など、子どもと関わる幅広い事業者が対象となり得ます。「うちは義務ではないから関係ない」と考える事業者も多いかもしれませんが、任意であるからこそ、認定を取得することで他の事業者との差別化につながります。


2. 保護者からの信頼を得られる

認定を受けた事業者は、認定マークを使用することができます。ホームページやパンフレット、教室の入口などに掲示することで、「この事業者は子どもの安全に真剣に取り組んでいる」ということを対外的に示すことができます。

保護者が習い事や預け先を選ぶ際、安全への取り組みは重要な判断基準のひとつになりつつあります。認定マークは、その判断を後押しする目に見える安心の証となります。


3. 人材確保・採用活動に活かせる

認定を受けることは、保護者だけでなく求職者へのアピールにもつながります。安全管理が整備された職場であることは、「きちんとした環境で子どもに関わる仕事をしたい」と考える人材にとって、事業者を選ぶ際の重要な要素となります。

子どもに関わる仕事を志す人材が集まりやすくなるだけでなく、既存のスタッフにとっても「安心して働ける職場」という意識の醸成につながります。


4. 万が一のリスクに備えられる

万が一、職場内で問題が発生した場合、認定を受けていることは「事業者として適切な対策を講じていた」という証明になります。行政や保護者への説明責任を果たす際にも、認定の取得と体制整備の記録は大きな意味を持ちます。

「何も対策していなかった」という状況と、「制度に則って認定を受け、体制を整えていた」という状況では、事後の対応における**事業者への評価は大きく異なります。**認定はリスク管理の観点からも、事業者を守る手段のひとつといえます。


5. 認定は「コスト」ではなく「投資」

認定の取得には、一定の手続きと体制整備が伴います。そのため「手間やコストがかかる」と感じる事業者もいるかもしれません。しかし、保護者からの信頼獲得、優秀な人材の確保、そしてリスクへの備えという観点から考えると、認定は事業者にとって中長期的な投資と捉えることができます。

子どもの安全を守る取り組みに積極的であることは、これからの時代において事業者としての社会的責任を果たすことでもあります。認定制度を前向きに活用することが、事業の信頼性と継続性を高める第一歩となるでしょう。

制度への対応や認定申請の手続きにご不安のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。


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